ウエディングドレス職人 古川による、
フルオーダーメイド ウエディングベール

素敵なこだわりをお持ちの花嫁様のご依頼で、
フルオーダーメイドベールを制作させて頂きました。

花嫁様がお持込されたイメージ画は、
イギリスの人気ファッションモデル、ケイト・モスさんが
ご自身のウエディングセレモニーでお着けになった、ウエディングベールです。

イタリアがお好きな花嫁様は、イタリア製のバロック調レースを使用したドレスに合わせて
こちらのベールをお着けになりたいというご希望をお持ちでした。

お打ち合わせには、沢山の時間を費やし、
生地や素材、また、デザインなどオリジナルでご提案させて頂きました。

500センチのロングベールと、130センチのミディアムベールを制作し、
ミディアムベールの方は、ジュリエットキャップのように装着されたそうです。

リーフのモチーフは、
ケイト・モスさんのベールを再現するため、
職人が全て”手縫い”で刺繍を施しました。

薄く繊細なチュールという素材に刺繍を施すのは、膨大な時間を要する作業でしたが、
その甲斐があり、素晴らしい作品が仕上がりました。

ベールとあわせて、
ヘッドドレスとカチュームも制作させていただきました。

———-【制作工程】———-
ウエディングドレス職人 古川による、
フルオーダーメイド ウエディングベール

1,イメージ画を拡大して、リーフモチーフの原案をラフデッサン

2,不織布に、時間が経過すると色が消えるチャコペンで図案を写し取ります

3,所定の位置に、不織布と、補強のため同様の形にカットしたチュール共布を固定します

4,糸が攣れないように細心の注意を払い刺繍をしていきます

5,玉結びや裏に渡る糸等がすべて表から見えてしまうので、
過去に培った日本刺繍の技術を駆使

6,原案の図案に、カーブの形状を変えたり、葉に厚みを持たせる等
少しずつ変化を加えているので、二つとして同じ模様はありません

7,刺繍糸やベースのチュールにダメージを加えないように、
少しずつ破るようにして不織布を取り除いていきます

8,裏に渡った糸を一本の糸に見えるように修正を加えます

9,フランス製の刺繍針はとても使い勝手の良い針です
良い仕事をするには、やはり良い道具を使用する事が大切ですね

10,ひとつのモチーフがやっと刺し終わりました
不要となった補強の為のチュールを刺繍の部分のみ残してカットしました
気の遠くなる作業です

11,縁取りのケミカルレースに小花のモチーフを等間隔で縫い留めて、パールでアレンジ

12,チュールのベースにも透明糸でパールを散らします

13,糸が渡らないよう一粒一粒、玉止めを行う根気の要る作業です

14,お花のモチーフも、とても小さくて大変
パールの大きさは2ミリです
もちろん玉止めは、モチーフの裏に隠します

———-【完成】———-

全て手縫いの刺繍で、温かみを感じるリーフモチーフ
機械刺繍では表現できない何とも言えない風合いです
ゴージャスに仕上がりました

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